【間違いだらけの採用パンフレット】
〜学生の本音〜

〜大学生編〜

①WEBサイトにある情報は紙にはいらない

【学生の本音】

・採用パンフレットがWEBと同じとか、採用する気あるの?

・WEBを紙にしただけとか、もはや資源の無駄遣い。

【解説】

採用パンフレットとは、会社に興味を持ってWEB上で情報収集した学生が資料請求等をして、「この会社で働きたい!」と就職に前向きな気持ちになった人だけが手に取るものです。内容がWEBと同じものだと、せっかく紙にしか載ってない情報が手に入ると思ったのに・・・とガッカリしてしまいます。それどころか【情報開示が出来ない怪しい会社】とレッテルを貼られてしまい、せっかく興味を持ってくれた学生も違う企業を探し始めてしまうでしょう。

【改善】

WEBは多くの人に見てもらう事とさっと読める事が最大のメリットですが、密な情報を掲載することが出来ません。その分採用パンフレットでは、具体的な仕事内容や仕事の流れなど、社内の人しか知らないような特別な情報を記載しましょう。

②社員紹介がイタい

【生徒の本音】

・趣味特技とか学生時代のことは正直興味ない、結婚相談所でやってほしい。

・成功談しか載ってなくて嘘くさい。

【解説】

社員の紹介ページは採用パンフレットではよく見られる項目ですが、SNSウケが良さそうなキラキラ写真や視線をはずして未来を見つめる凜とした姿など、勘違いした写真を載せていませんか?社員インタビューも、趣味や学生時代のことなどの話を載せていませんか?社員インタビューは素敵な人と思ってもらうためにあるのではありません。学生が知りたいのは【どんな部署でどんな事を毎日してる人なのか】【仕事上で大変だったこと】など社員情報です。あまりにもキレイごとを並べていると嘘っぽくなり、良いことしかオフィシャルでは言えない風通しの悪い会社と思われてしまいます。

【改善】

見栄えや会社の印象を最優先に考えた社員紹介は絶対にやめましょう。仕事内容に触れながら苦労話や成功から学んだことなどを盛り込み、実際に働いている姿の写真やそこでの役割を紹介するページに仕上げることがベストです。実際に働いてる人の話から入社後の自分をリアルにイメージすることができ、より入社意欲が強くなるでしょう。

③入社後の待遇の情報が的外れ過ぎ

【生徒の本音】

・そんな情報はどうでもいいから基本情報からズレないでほしい。

・わざと的外して、待遇の悪さをカモフラージュしてるの?

【解説】

待遇を辞書で調べてみると【勤める者に対する取扱い】と載っています。 歓迎会や社内の充実した施設など働きやすい環境を整えていることをアピールするのは決して悪いことではないのですが、それは学生が本当に知りたい待遇ではありません。 ここでいう待遇とは、教育制度がどの程度のものか、ボーナスや休暇の取得率など、自分が働いた場合どんな良いことが保証されるのかと言うことです。 歓迎会もコーヒーサーバーもあれば良いけれども、働く上ではあまり大切のことではありません。

【改善】

教育制度であれば入社後の研修は集合研修があるのかOJTなのか、e-ラーニングでいつでも出来るものなのか等、具体的に掲載しましょう。教育制度の内容を細かく掲載することで「自分は働いていくことが出来そう」「社員をしっかり面倒見てくれる会社」と学生は手厚い待遇がある会社と認識し、入社意欲がさらに高まるでしょう。給料面では基本給と諸手当を細分化して額面を掲載したり、休暇面であれば年間休日数や有給休暇の日数と取得率など、具体的な数字で示しましょう。

④キャリアモデルの情報が薄い

【生徒の本音】

・10年後の自分が見えなくて不安、ただ歳をとっていくなんて嫌。

・お気に入りの人が部長になるみたいな、適当に役職ってつくのかな?

【解説】

「入社してからずっと同じことをやり続けるのかな?」「いつどうやったら部長になれるの?」などが全くわからないと、学生もキャリアプランを想像できず、入社意欲が薄れていきます。それどころか載せない理由があるのでは?と裏を読もうとして悪い印象をどんどん想像していってしまう可能性があります。

【改善】

1年目はどんな研修を受けてどの部署にいつ配属されるのか、その後はどんな仕事を通してキャリアアップしていくのか、いつどのタイミングで役職が付くのか等、具体的な年数や段階を示しましょう。学生はその情報から自分のキャリアプランを想像し、就職活動を積極的に行うことが出来ます。キャリアプランを見据えている学生は入社後も意欲的に働いてくれます。

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